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作業環境はどんどん簡素化し、仕事机の使用もやめダイニングテーブルでMBP13"一台で完結するように...

この記事は「フリーランスの今年とお金の話 Advent Calendar 2016」5日目の記事です。
毎年角田さんの記事を楽しく拝見していたのですが、今年は思い切って参加してみました。

ざっくり略歴など

  • 旧世紀末...独学でWebサイトを作りはじめる
  • 2004年...新卒・会社員(制作会社でWebのデザイン)
  • 2009年...別の制作会社に転職→身体を壊しかけて退職
  • 2010年...なんとなくフリーランス開始
  • 2015年末〜現在 制作会社に就職しつつフリーランス業務も並行

対応ジャンルはアプリ、PR系、コーポレイト、サービスなどオンスクリーン媒体のデザイン全般、名刺や封筒などの紙ものツール類デザイン、一部ジャンルでの執筆です。Photoshopが生活の一部ですすき‥!

コスト感覚は会社員時代に身につける

お金の話ということで、まずはコスト感覚。
最初に入った会社で所属していた組織がコスト意識の高いところで、デザイナー自身が若手のうちから自分で見積もりを出したり、生産の目標金額が設定されていたりで業界のコスト感を認識しつつ仕事をしていました。

残業代もフルに出してくれるまともな会社だったので、「早く帰れだが生産は上げろ」と常に言われ、「限られた時間の中でいかにパフォーマンスを出すか」という面を伸ばすことができました。

次に転職した会社では、これまでとは逆に「仕事の受注金額によって手を抜いて欲しくない」という方針で、「いいものができるまでは残業や泊まりは当たり前」というスタンス。
ある程度上のポジションでないと見積もり関連に関わることがなかったので、自分が幾らの仕事をしているのか全くわからない状態で、それがストレスに感じることも。

デザインのスキルとしては学ぶことがとても多かったのですが、結局身体を壊しかけたこともあり退職。
在籍中から知人にお声がけいただきぽつぽつスポットでお仕事をするようになっていたこともあり、しばらくのんびりしつつフリーをやるかなというつもりでいたら気づいたらがっつり自営業という現在です。

やらないことを明確に

Webデザイナーではなくデザイナー

一人でやっていく上で決めているのが、「デザイン以外は極力やらない、プロと一緒に仕事をする」ということです。

Web業界のキャリアとしてはテーブルレイアウト時代からの人間なのですが、自分は「Webデザイナー」ではなく「デザイナー」というスタンスで、会社員から一貫してコーディングは専門にしてきませんでした。
自分で組むと時間がかかってしまうということもありますし、技術で表現できる内容は日々進化しています。

Webの仕事だとやろうと思えば何とかなるので「あれもこれもやります」になりがちです。
しかし全方位を一人で追うより、まずは「デザイン」にとにかく強くなって、コーディングが得意な方と一緒にやった方がもっといいものが作れるはず、と、やらないことをはっきり線引きすることで気持ちの上での負担が軽くなりました。
また、専門にされている方とお仕事を一緒にすることで、新しい発見やよりよい方法を学ぶことも。

もちろん実装やトレンドに関する知識は必要ですが、「自分の強みは何かを考え、それに特化することで声もかけてもらいやすくなる」というのがフリーでやってきて感じた印象です。

営業をしない

フリーランスで意外にかかるのがコミニュケーションコスト。

会社員であれば営業、企画、ディレクション、経理とそれぞれ担当者がいたところを 一人で回さなければなりません。
私の場合はキャパ的な問題もあるのですが、一貫してサイトに問い合わせフォームは置かないようにしています。
新規でお問い合わせいただいた場合のやりとりに必要な時間や、どんな方から連絡があるかわからないという点を考慮すると、知人から直接かご紹介のお仕事のみとした方が地雷は避けられる気がします。

値引きをしない

前述の営業をしないというメリットのひとつですが、知人筋のお仕事で値引き交渉ってほとんどないのですよね。
また、予算が限られておりどうしてもこの予算で対応しなければならない、という場合は対応範囲を限定して単価は死守するようにしています。

以上の「やらないこと」を明確にするとこで、前向きに仕事に取り組める環境を作っています。

「つらいなー」と思いながら高い仕事をやるより、「楽しいなー!」と思いながら身の丈にあった金額でたくさん仕事をやる方が心の健康が保て、長く続けられると思います。

その他

あとはつぶやき程度ですが、フリーランスはいいぞ!って点を。

  • エステとかサロンに平日行ける!土日は混んでる展示も平日なら空いてるぞ!
  • 終電がないから好きなだけ仕事を詰め込める!
  • 毎月これだけ稼ぐみたいなハードルがないから自由!
  • 上司の許可なしにフォントとかソフトとか自腹で試せる!技術へのスピード感が武器に!自己責任ヒャッハー
  • 自由=プライスレス!!!

あと個人的に。学生さんやWeb業界への転職を考えられている方はいきなりフリーランスはあまりオススメしません。ビジネスマナーや人脈作りの点からも、まずは会社勤めを経験してからでも遅くないかと思います。

ということでフリーランス生活楽しいですお仕事させていただいてる皆様いつもありがとうございます今後ともよろしくお願いいたします。

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ただし「過去にAmazon.co.jpでCS3からCS6(学生版を含む)を購入した方限定」ですご注意を。

*現在解約処理中なのかまだコードを登録できていないので、無事登録できたら追記しますね。↓↓登録できたので追記しました。

Adobe Creative Cloud[2015年度版]12か月版 Windows/Mac対応 [ダウンロードコード]

普通にダウンロードコードが59,154円なので60%オフで23,522円です。あらやだ奥様お買い得よー!

で、購入後の手続きがめんどくさいので忘れないようメモ

現在「年間プラン 一括払い」で契約中なのですが、accounts.adobe.com/profileからはダウンロードコードを登録する方法がわかりませんでした。そこでチャットサポートに問い合わせたところ、以下の回答をいただきました。

  • 期間内は支払い方法を変更できないので、一旦解約して購入したコードを登録する必要がある
  • 支払い済みの期間内は解約しても継続使用可能
  • 解約は電話でないとできない
  • 解約後、アカウントページからコードを登録

?サポートに電話!!!!/

繋がらないと話題のサポートへ電話。15分待ってようやく担当につながり、その後はスムーズに手続きできました。

お電話の際は混雑状況をチェックしてからしましょうねー

[追記]で、購入したキーってどう使うのよ

Amazonで購入すると24桁のキーが発行されるのですが、アカウント管理画面から入力できるのかと思いきや、どうにも違うっぽい。

Amazonのレビューを参考に、こちらの画面からキーを入力してようやく1年分更新されました。(相変わらずですねAdobeサイトのカオスっぷり...)

ちなみに60%オフって価格はAdobeサイトでいうところの「CS製品からの切り替えユーザー向け1,980円/月(初年度限定)」に相当しまして、2年目以降で通常料金になるのもなーともやもやしていた方にぜひおすすめです。

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それにしてもものすごくひさしぶりにこういうノリの絵作りをした

いまさらですみませんAdobeさんのWeb制作向けサイトAdobe Pinch In連載させていただいております。(第一回はこちら)

他の執筆者さまの制作コラムがとても充実しているのでわたしは「Photoshopってたのしいよねえうふふー」というゆるい視点で新機能中心にご紹介しています。

ここ数年はWebデザインツールとしての機能がどんどん強化されているPhotoshopですが、頭の中のイメージを最短で形にしてくれるのは、やはりPhotoshopだなあと。触っていて楽しいかどうかがお仕事のモチベーションにもつながるとおもうのですよね。長年連れ添って手に馴染んだすてきなツールだなあと改めて思い、毎回うんうんネタを探しています。

あと1回の予定ですがもう少々生暖かい目で見守ってくださいませ。

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先日も告知しましたが、本日ついに発売になりました、神速Photoshop[Webデザイン編] 。Amazon&初回1,000冊限定でキーボードショートカットシールがついてるそうですすてき!今すぐカートへ!Kindle版もあるよ!

実はPhotoshopでWebデザイン(特にカンプ作りに特化した)って本、今までなかったんじゃないかなーと思います。学生時代のアルバイト含めなんだかんだで10数年(サバ読み済)、PhotoshopでWebのデザインをして参りましたので感慨深さもひとしお...。

執筆にあたって

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執筆にあたりCC使って感動した遠近法ワープ。

「切り抜きとか変形とか、新機能でやるより手をかけて作った方がクオリティは高いし...」、ごもっともです。もちろん最終的な仕上げはきちんと手をかける必要があるのですが、「急ぎで別案2つ、明日までに」「月曜コンペ出すことになったから、3画面よろしく」みたいな時、イメージを最短で形にできたらいいですよね。コンペなんかでは特に考えることに時間を割いて、作るときは手早く、そんなときに知っておくと武器になるテクニックを。わたしの担当分はそんな想いで執筆しています。

わかりやすいPSDを

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Webデザインというとコーディング含めというのが一般的だとおもうのですが、わたしの場合は普段の業務がほぼ分業なので「Webの画面イメージのデザイン」の方が近いかもしれません。いつもお仕事でコーディングをお願いしている方々にアンケートをとったりして、分業の現場で起こりがちな問題を少しでも改善すべく「PSD納品チェックリスト」的な記事も用意しました。「わたしのPSDもしかして...」と心当たりのあるデザイナーさんは、ぜひ今日から神速テクニックを使ってすてきなPSDに仕上げてみてください。
コーディング引き受けてくださるみなさまいつもありがとうございます足向けて眠れません...。

ということで...

Webのデザイン作業に関わるすべての方にぜひ読んでいただき、今日からの戦力としてお役立ていただければ幸いです。

神速実演会とかできると説得力あっていいですよねどうですかアスキー・メディアワークスさま。

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連日深夜作業の制作職のみなさまこんにちはおつかれさまです。待望の「神速Photoshop」の「Webデザイン編」ができました。大変ありがたいことに前回に続きお声をおかけいただき、執筆のお手伝いをさせていただきました。

あなたの睡眠時間を確保すべく集められたテクニック満載の一冊です。ぜひ部署に一冊、いえ島に一冊。日々の作業の効率化にお役立てください。

↓目次だけでもわくわくしますね!

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ジャーン(起動音)。ということではやいもので2014年。今年を締めくくる的なエントリを既に書いてしまい、特に話題もなくなってしまったのでせめて今年の年賀状を。(元旦間に合わなくてすみません...)。

主な使用書体はGuadalupe Essential GotaとRameau。タイミングをずっと待ってたRameauが年末にセールやっていたので、これ幸いと飛びついたアカウントがこちらです。

Rameau Complete Family Pack

バズ・ラーマンの華麗なるギャツビーのアートワークとか個人的に2013年はレトロ&デコラティブなデザインがアツかった年でした。去年のよりはコテコテめで。イメージは某ビールのラベル。ほら、金インクといえば瓶ビールだし(言い訳)。

めずらしく去年までで大きなお仕事は一区切りついて、社会人10年目にして一段落ついた年始になりました。前半はお仕事のペースを落としてインプットを充実させつつ、よりよいデザインを作れるよう精進していきたいと思いますー。

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特に本文と関連のないbillsのパンケーキ。おいしゅうございました。

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めんどくさがりなのでここ数年(というかずっと)自サイトは手を入れてなかったのですが、さすがに放置しすぎなので勢いで改修。めんどくさいので以前のコンテンツは手を入れなくてもそれなりに表示できて、新しいところでは今風に大きいサイズの写真も対応できるようにしてみました。(色々突っ込みどころありすぎるのでちょこちょこ直します...)

モリパスのTypesquare対応に先駆けて試験的にブログでもWebフォント導入してみました。こぶりなゴシックとかは対応してないのですねしょんぼり...

自分で組むことから遠ざかって久しいのですが、たまには手を入れてやろうとおもいます。ついでにトップページのレイアウトとかプロフィールもちょっと直したよ。

お仕事関係

今年も雑誌関連サイトやWebサービス、アプリやチラシなど色々楽しいお仕事をさせていただきました。お声をおかけくださるみなさまいつもありがとうございます。基本的には受託のお仕事メインということもあり事例のご紹介がなかなか難しいのですが、来年もジャンル問わず楽しんでお仕事したいと思いますよろしくお願い致しますー。

2014年春頃、例のPhotoshopの本第二弾が出るみたいです。執筆陣がちょう豪華なのでいまからとっても楽しみですー。脱稿まだなのでがんばります...!

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撮り終わって帯がずれてることに気づく始末...

アスキー・メディアワークスさんより2013.1.10に発売になります「神速Photoshop [グラフィックデザイン編] 」に執筆させていただきました。
ウープスデザインの石嶋さんにお誘いいただきまして、現場で日々戦うデザイナー5人の共著になります。

作業時間は少なくして、その分考えることに時間を割きましょうというコンセプトで、Photoshopでの時短テクニック満載の1冊となっております。対象としては初級〜中級のデザイナさん向けで、特に制作会社などで時間的制約の多い方に向けて書かれています。
CS6の新機能を使ってこんなことも!という実務寄りの内容が中心ですので、バージョンアップを悩まれている方や、新しくしたけど新機能試せていない...という方にも楽しんでいただける内容だと思います。

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ありがたいことに文字関連のセクションを担当させていただきまして、タイトル文字や飾りを素早く作る!みたいなテクニックを紹介しております。そのまま使うというよりはテクニックの一つとして覚えておくと便利、というコンセプトで書いておりますので、今までIllustratorで作ってたけどPhotoshopでも意外とできるんだねーみたいな発見もあるかと...!

学生時代を含めると10数年間ほぼ毎日、一日の大半をPhotoshopと過ごしておりますので、これを機にPhotoshooを好きになる方が増えるとうれしいなーと思っております(そして文字も!)。

お誘いいただいた石嶋さん、ご一緒させていただいた執筆者のみなさま、神速デザイン編集部のみなさまどうもありがとうございました!

PsCS6使用感

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今回はどうしようかなと思っていたのですが、アップグレードポリシーの変更やら何やらで結局購入しました。CS6。Design&WebPremiumのパッケージ版です。

ヨドバシで現金ポイント10%還元が一番おトクかなという印象でした。

雑感とか

日常の業務の8割がPhotoshop作業なので、ひとまず使ってみた感想です。
テスト版も使用していたのですが、明らかに違うのが速度。起動から操作まわりまでびっくりするくらい早くなっています。2年前のiMac(Core i5 2.8GHz)でも新品?というくらいのレスポンスのよさ。

話題の暗めUIですが、一応これまでのバージョンのような明るいものも選択できますので、気になる方は変更されるとよいかと思います。ただ、ハイライト色がこれまでのOSデフォルトと異なり、Ps標準色になってしまっています。

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レイヤーやフォルダで階層構造が複雑になってくるとちょっと分かりづらいなあ、というコントラストの低さ。慣れかもですが、ここも色を変えられるととっても親切だと思いますのでAdobeさんお願いします...

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基本的になるべく標準の状態で使用するようにしているのですが、以前のバージョンから導入されているタブ形式が使いづらいため、タブとフリックパンのオプションは切っています。ズームのアニメーションも早くなったとはいえ、操作感向上のためにここもオフ。

毎度ながら新機能はほとんど試せていないので、時間みて色々試してみようと思います。ひとまずPhotoshopCS6はヘヴィユーザーにも標準使用に耐えうるかなという印象でしたので、迷われている方はぜひ体験版で試用されるとよいかとー。ぱっと見より悪くない感じですよ。

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一迅社等で執筆されている保スカさんの漫画同人誌のデザインをやらせていただきました。

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クリスマス時期にぴったりなかわいい雰囲気のお話なので、焦げ茶と水色でキュートな雰囲気にしています。ページ数が少ないので、表紙は少し厚めの紙をセレクト。

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柄パターンを起こしてもらったので、裏表紙は文庫のカバーをとったような雰囲気に。

おかげさまで好評のようでよかったです!次回作も楽しみにしていますー。

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