2010年9月アーカイブ

最近ほんとうに「タイポグラフィ」がブームだなーと思います。言葉が一人歩きしてる感じもします。先日なぞ「フォントにデザインを加えることで、アートとしてよみがえるタイポグラフィー。」なんて文章をみかけてびっくりしました。突っ込みどころ満載すぎませんか...。
メールやネットの普及で、おそらく人間はかつてないほどの量の文字に囲まれています。文字に関心が集まるのも自然な流れだと思います。空気のように自然に接している文字のこと、実はなんにも知らないんじゃない?と、気づいてしまった人がたくさんいるのです。

気づいちゃったらもう何にもしないわけにはいきませんものね。

というわけで今年4月から朗文堂主催のタイポグラフィスクール『新宿私塾』に通っておりまして、半年間の講義を終えて、卒業論文を発表してきました。

twitterでここ数日「卒論そつろん」とぎゃーぎゃー言っていたので、ご覧にただいていた方はなんとなく状況ご存知だと思いますが...。

前々からずっと私塾を受講したいと思っていたのですが、スケジュールの読めないWEB制作会社に在籍していたこともあり、平日火曜の受講がほんとうに難しく...。昨年会社を辞めることを決意して、今年4月から念願の私塾に通うことができました。

学生時代授業としてタイポグラフィは取っていたとはいえ、実務としてやり始めると足りないことが多すぎる。内容は基本の文字詰めから歴史や活版、実例などなど、実践的かつ問題提起も含んでほんとうに盛りだくさんでした。
平行してフリーでもお仕事をいただいていたこともあり、勉強に専念できなかったのが本当に心残りです。期間中本当にたくさんの知識を摂取したのですが、きちんと自分で租借できないままの部分がたくさんです...。
特に卒論期間中は仕事のピークが重なっていて、テーマの検討含めて色々消化不良になってしまったことが本当に心残りです。いや、仕事のせいじゃなくて管理しきれてない自分のせいですが。

幸い論文を直すチャンスはありますので、きちんと租借しアップデートして収めようと思っております。

ということで今年の残り部分はちゃんとアウトプットしていく期間にしようかと。 ブログちゃんと書くようにしますー。

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